思わず誰かに話したくなるお正月についての雑学!

日本人はお正月について特別な思いがあると思います。

最近ではお正月らしさがだんだん少なくなってきたようですが、それでもやっぱり楽しみなのがお正月ですね。今回は、知っていそうで知らないお正月の雑学をご紹介します。
門松って何?

まずはお正月と言ったらこれ!門松!門松は年神様が降りてくるときの目印なんですね。玄関の左右に飾る門松ですが、ちゃんと名前があるんですよ!左側を「雄松」、右側を「雌松」と呼ぶそうですよ。なぜか門松は年末の28日ころに立てておくと良いんだそうです。


「元旦」・「元日」・「正月」の区別!

「まあ、そんなことどうでもいいんじゃないの。」と言われそうですが、ここはこだわりを持って意地でもご説明します。まず、元旦は元日の日の出、つまり1月1日の朝のことです。「旦」の字の下線は、地平線を表しています。元日は、年の最初の日で、日付は1月1日のことです。正月とは、1月31日までの一か月をいいます。

 

1月15日を境にあいさつが違う?!
新年になるとお互いに、「明けましておめでとう。」とあいさつしますね。
しかしこのあいさつは、1月15日まで! 以降、1月31日までは、「本年もよろしく」に切り替えましょう。

 

いつまで松飾りを飾っておくのか?
松の内は元旦から7日まで、そこから15日までを小正月といいます。
この小正月は、女性が家事から開放されてのんびりできることから、女正月とも呼ばれています。松飾をかたずける日は地方によって違いがありますが、「松がとれる」という意味で松の内の7日のところもあれば、小正月が終わる1月15日のところもあります。ということで、門松、しめ飾り、書き初めなどは15日に片づけましょう。

 

あの有名な初夢「一富士、二鷹、三茄子」の続きがある?!
みなさんもよくご存じの初夢で見ると縁起のよいものとして上から順に、一富士(いちふじ)、二鷹(にたか)、三茄子(さんなすび)といわれていますよね。実は続きがあるんですよ!

それは、四扇(しおうぎ)、五煙草(ごたばこ)、六座頭(ろくざとう)と続きます。扇は、末広がりで子孫繁栄や商売繁盛という意味です。煙草は煙が上昇することから運気上昇、座頭は毛がないことから、怪我なしや家内安全という意味があるようです。

 

除夜の鐘の最後の一回はいつ鳴らす?!
除夜の鐘って突き方があるって知ってました?人間の煩悩は108つあると言われていますね。私はその倍以上ありそうですが・・・。この煩悩を祓うためにつく除夜の鐘ですが、正式なつき方があって、強く弱くを交互に54回ずつつくのがルールだそうです。大晦日に108回つくと思われがちですが、大晦日の間につくのは107回で、最後の1回は、旧年の煩悩に煩わされないように、新年になってからつくそうです。

これはタイミングが難しい!!

 

おみくじは、神社などの木の枝に結ぶのがルール?
お正月にその年の運勢を占うのに、おみくじを引く人も多いかと思います。
その引いたおみくじを枝に結び付けるのが決まりだと思い、そうする人がほとんどでしょう。しかし、特に決まったルールはないようで、自分にとって都合の悪いおみくじはその場で結びつけてご加護をお願いし、大吉でも凶でも自分にとって良いおみくじは持ち帰っていいようです。

 

本当は、木の枝におみくじを結び付けるのは、枝が痛んで枯れる原因になってしまうのでやめた方がよいそうです。
実は「一年の計は元旦にあり」には、前後のフレーズがあった?!!
よく正月になると頻繁に耳にする「一年の計は元旦にあり」ということわざがありますね。意味はみなさんもよくご存じだと思いますが、何事も最初に計画や準備をすることが大切という教えですね。このことわざの前後には以下のようなフレーズがあるんですよ!

 

「一日の計は朝にあり、一年の計は元旦にあり、一生の計は勤にあり、一家の計は身にあり」です。これは、中国の書物『月令広義』にある「四計」(一日の計、一年の計、一生の計、一家の計)の一説が由来だそうです。

皆さんはどれだけご存知でしたか?

お正月の宴会で、これらの「うんちく」で盛り上げてください!

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