☆頭痛のお話し3-群発頭痛

 

さて今回は、頭痛のお話の3つ目です。
日常的なものの中の群発頭痛について書かせていただきますね。

 

群発頭痛とは、
この頭痛は、群発地震のように、ある期間に集中して頭痛が起こるところからつけられました。

たとえば、春先や秋口など季節の変わり目にはじまり、一度痛みがあらわれると、毎日のように頭痛を起こすようになります。 😥

痛みは、ほぼ1~2ヵ月くらい続きます。その後、半年から2~3年と、しばらく時間がたった後、再び同じような頭痛が現れるのが特徴です。
頭痛の起こっている期間のことを「群発期」と呼んでいます。群発期以外の期間は、頭痛はすっかり治まってしまいます。

女性に多くみられる片頭痛に対し、群発頭痛は20~40歳代の男性に多く、女性の4~5倍にのぼるともいわれます。その理由ははっきりしていません。

 

群発頭痛の特徴は、
しばしば「目がえぐられるような」「きりで刺されるような」と表現されるように、耐えられないほどの痛みだといわれます。あまりの痛みにじっとしていることができず、痛みを紛らわせるために動き回らずにはいられない、ひどいときには痛みのあまり頭を壁に打ちつけるという人もあるようです。

群発頭痛の主な症状は、
1~2ヵ月間に集中してほぼ毎日起こります。
痛む場所は、必ず片側だけの目の奥や周囲にあらわれ、上あごのあたりや頭の片側へと拡がります。

経過としては、1日に1~2回起こり、1回の痛みは15分から3時間続くことが多いです。
毎日ほとんど同じ時刻に痛みだすことが特徴で、明け方に起こることが多く、強い痛みで目が覚めてしまうほどです。

 

群発頭痛の誘因としては、アルコールで、飲酒後40分から1時間ほどたった頃に発作があらわれやすいといわれています。群発期には、飲酒するとほぼ百発百中で頭痛が起きるため、どんなにお酒好きの人もその期間はアルコールを避けるようです。

それ以外にもタバコや気圧の急激な変化なども誘因となるといわれています。

                    

群発頭痛が起こるしくみについては、不明な点がありますが、頭部の血管の拡張がかかわっていると考えられています。
具体的には、目の後ろを通っている血管が拡張して炎症を引き起こすため、目の奥が痛むと考えられています。

 

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