☆そのままにしておくと危険な頭痛!

 

以下のような場合はすぐに病院へ行ってください。

 

今までにない強い頭痛
突然の激しい頭痛
痛みが急に強くなる
回を重ねるごとに痛みが徐々に強くなる
発熱を伴う頭痛
手足のしびれがある
けいれんを伴う
意識がもうろうとなる

 

これらの症状を起こす病気としては次のようなものがあります。

①くも膜下出血
突然に、これまでにないような激しい頭痛が起こります。
この病気の原因は、脳動脈瘤(のうどうみゃくりゅう)の破裂などによって血管が破れ、脳を覆うくも膜と軟膜のすき間に血液があふれてしまう病気です。

出血がひどい場合は、激しい頭痛に嘔吐(おうと)、けいれん発作などを伴い、意識を失うこともあります。数秒から数時間で意識は回復しますが、なかにはこん睡状態に陥り、そのまま死に至ることもあります。出血が少ない場合は、首の付け根からうなじのあたりにかけて痛みを感じたり、首すじが硬直したりします。また、頭痛というより、ひどい肩こりを感じるケースもみられます。

 

②脳出血
脳の動脈が破れて脳の中に出血し、血液のかたまりができて脳を内側から圧迫するために頭痛を起こします。

頭痛は徐々にひどくなり、なかには吐き気や嘔吐を伴うケースもあります。
麻痺やしびれなどの神経症状を伴い、手足がしびれてうまく動かせない、ろれつがまわらない、物が二重に見えるといった症状がみられるときは、この病気の疑いがあります。

 

③髄膜炎
後頭部が強く痛んで首すじが硬直し、吐き気や嘔吐、38~39℃の高熱を伴う場合は、くも膜や軟膜の炎症による髄膜炎が疑われます。

この病気の特徴は、体を動かしたり、頭を振ったりすると痛みが強まるという点です。

 

④脳腫瘍(のうしゅよう)
頭全体あるいは一部に圧迫感や頭重感、鈍痛が続き、突然吐いたり、けいれん発作に襲われるようなときは、この病気が疑われます。

この病気の特徴は、腫瘍のために脳内の圧力が高まることで起こりますが、とくに朝方の起床時に強い頭痛で、起床後しばらくすると軽減するケースが多いようです。

腫瘍の大きさが増すにつれて、常に痛みや頭重感を覚えるようになり、頭痛が日を追うごとにひどくなっていきます。

腫瘍のできた脳の部位によって、頭痛以外にもさまざまな症状があらわれます。たとえば、視力が低下する、視野が狭くなる、物が二重に見えるといった視力障害や、手足に力が入らない、動かせないといった運動麻痺(まひ)、あるいは耳鳴りやめまいが生じることもあります。

 

⑤脳動脈解離
動脈の壁は、内側から内膜、中膜、外膜の三層構造をしており、このうち内膜に亀裂が生じてそこから血液が入り込み、動脈の壁が裂けてしまうことを動脈解離といいます。

この病気は、交通事故などの外傷後に起こる場合もあれば、格闘技などのスポーツや日常生活で何気なく首をひねったり伸ばしたりしただけでも起こることがあります。

特徴としては、うなじから後頭部にかけて急に痛くなります。

 

⑥慢性硬膜下血腫
頭をぶつけた後などに、頭蓋骨の内側にある脳を覆う硬膜とくも膜の間にじわじわと出血が起き、血のかたまりができた状態が慢性硬膜下血腫です。

小さいうちは無症状ですが、血液の量が増えて、血腫が大きくなると脳を圧迫し、外傷後1ヵ月頃から痛みがじわじわ拡がり、徐々にひどくなります。

この病気の特徴としては、歩行障害、手足の麻痺、物忘れ、首を振ると痛みがひどくなるなどです。

 

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