☆薬剤の使用過多による頭痛!薬物乱用頭痛とは?

薬物乱用頭痛とは、もともと片頭痛や緊張型頭痛などの頭痛持ちの人が、頭痛薬の飲み過ぎにより、かえって毎日頭痛が起こるようになった状態を薬剤の使用過多による頭痛で、薬物乱用頭痛といいます。

次のような症状が当てはまる方は、薬物乱用頭痛の可能性があります。

 

・月に15日以上頭痛がある。

・頭痛薬を月に10日以上飲んでいる。

・朝起きたときから頭痛がする。

・以前はよく効いていた頭痛薬が効かなくなってきた。

・薬をいくら飲んでも頭痛が以前よりひどくなってきた。

・頭痛の程度、痛みの性質、痛む場所が変化することがある。

・以前は月に数回、片頭痛が起こっていた。

 

それでは、薬物乱用頭痛はどうして起こるのでしょうか?

ひどい頭痛を経験すると、頭痛発作への不安から鎮痛薬を予防的に服用するようになり、飲む回数や量が増えていきます。すると次第に、脳が痛みに敏感になり、頭痛の回数が増え、薬も効きにくくなってくるという悪循環に陥ってしまうということです。

 

この頭痛の対処ほうほうとしては、
まずは思い切って原因となっている薬を2ヵ月間中止します。
原因薬剤の中止後、その反動で激しい頭痛(離脱頭痛)や吐き気、嘔吐などが起こることがあるので、予防薬や原因薬剤以外の治療薬で対処します。

最初の1~2週間はつらいですが、薬物乱用頭痛であれば、毎日のように起こっていた頭痛が減り、もともとの頭痛の症状に戻るので、そこから片頭痛などのもともとの頭痛に応じた治療を行います。

 

薬物乱用頭痛にならないためにも、次のようなことに注意してください。

頭痛薬の使用は、月に10日以内になるように服用回数を守ってください。
市販の鎮痛薬を予防的に飲むのは避けてください。
主成分が単一の鎮痛薬を選んでください。
他に薬を飲んでいる場合は医師に伝えてください。

 

新しい「ブログ」を作りました
↓  ↓  ↓
鍼灸マッサージ師のための開業成功マニュアル
「あはき」の開業でもビジネス感覚を!

※「あはき」とは、あんま、マッサージ、指圧師・はり師・きゅう師のことです。

ブログを更新しました
↓  ↓  ↓
☆ビジネスの基本的な考え方「マインドセット」の構築 2

 

コメントを残す