☆ビタミンCが尿酸を排除?!

今回の話題は、「ビタミンCが尿酸を排除?!」というお話です。 🙂

 

ビタミンCは、関節などにたまった尿酸を腎臓に運びます。

尿酸は、「尿」とついていますが、尿とは無関係の物質です。
尿酸は細胞の核の成分が分解されたときにできるもので、
日々の新陳代謝の中で生じます。

尿酸は水には溶けにくいのですが、血液には約20倍もよく溶けます。
尿酸は毎日700mg作られ、ほぼ同じ量が排出されていますが、
常時1200mgが血しょう中にあります。

尿酸は生体内で抗酸化力が最も強力なのです。
人間は抗酸化ビタミンとしてのビタミンCやビタミンEを作り出せないので、
抗酸化用として尿酸が血しょう中にあるものと考えられています。

血液中の尿酸値が高くなると結晶ができるようになります。
この結晶が関節に沈着して血管を傷つけ、炎症を引き起こす痛風という
非常に痛い病気になるのです。 🙁

 

痛風は突然発症する激しい関節炎を最大の特徴とする病気です。
炎症が慢性化し、発作を繰り返すようだと、関節が変形します。

また、尿路結石、腎障害、動脈硬化などの引き金にもなります。
痛風患者の20%が腎臓結石もを発症しています。

これは尿酸の生成過剰や排泄障害が起きていると考えられますが、
その原因として、ストレス、アルコールや糖分の取りすぎ、
激しい運動、抗生物質の服用などがあります。

 

ビタミンCは、関節などにたまった尿酸を腎臓に運びます。
その結果として、尿酸は腎臓でろ過されて尿として体外に排泄されます。 💡

 

ビタミンCの不足は腎臓で尿酸を排泄せず、再吸収を促します。

ビタミンEの不足は細胞の核の損傷を進行させ尿酸を多く作り出します。

 

ストレスのもとでは、ビタミンCとEがまっ先に消費されるということを考えると、ストレスにより尿酸値は上昇し、痛風発作が起こりやすくなることは
想像できます。

 

ストレスが避けられない現代生活にとって、
ビタミンCとEを十分に摂っておくことが予防の第一歩です。

 

ただし、すでに高尿酸血症や痛風になっているひとは、
一度に大量のビタミンCを摂ってはいけません。

ビタミンCによって組織中の尿酸が一気に腎臓に殺到すると、
腎障害を起こす可能性があるし、痛風発作の引き金ともなるからです。
必ず医師の指示に従って治療をして下さい。 💡

 

以前は相撲取りや豊かな食生活の50歳を超えた人が発病する贅沢病だった痛風は、生活水準が上がった現在では、だれにでも起こり得る病気になり、
30歳代で発症する人が増えてきました。

 

あなたの生活は大丈夫ですか?

ストレスをかかえて、
高たんぱく・高脂肪食やタバコ・お酒を多飲していませんか?

 

と言ったけど、
私自身
乱れた生活をしていまーす! 😆

 

 

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