☆夏バテはカリウム不足が原因かも?!

今回の話題は、「夏バテはカリウム不足が原因かも?!」です。

 

体内でのナトリウムとカリウムのバランスが崩れたら・・・
どうなってしまうのでしょう?

 

①カリウムが不足すると?
血圧が上がります。

ナトリウムの取りすぎもしくは、カリウムの摂取不足により、
体内でのバランスが極端に崩れると、
ナトリウムポンプの調節機能が十分に機能しなくなります。

細胞内でのナトリウム濃度が上昇するため、
ナトリウム濃度を薄めようと細胞が水分を多く吸収するので、
細胞は膨張し、次第に血管を圧迫していって、血圧が上昇します。 💡

 

②筋肉の収縮、弛緩がうまくいかなくなります。
カリウムは多くの酵素を活性化させることで、
筋肉のエネルギー代謝を助けています。

カリウムとナトリウムの出入りによって、
神経伝達、筋肉の収縮などを助ける働きがあります。

体内でカリウムが不足すると筋肉の収縮が円滑に行われなくなり、
脱力によるだるさや、心臓での不整脈を引き起こします。

夏バテもカリウム不足が原因の一つです。 🙁

発汗によって水分と同時にカリウムも発散されてしまうので、
カリウム不足が生じて全身の脱力感が襲ってきます。

夏バテ時は水分だけでなく、カリウムも補給することが大事です。 💡

 

③便秘
カリウムには筋肉の収縮・弛緩を助ける働きがあるので、
腸内の筋肉の働きを促し、ぜんどう運動を助けています。

消化器に不足をすると、腸管の運動麻痺から便秘のもとになります。

 

④腎臓機能の低下
カリウムは、 尿酸やたんぱく質の燃えカスなどの老廃物の
腎臓における排泄を促します。

カリウムが不足すると、膀胱麻痺、むくみ、排尿困難を起こします。 💡

 

逆に、カリウムが過剰になってしまったら?
腎臓や副腎の働きにより、摂取したカリウムの大半は
尿や汗などで体外へと排出され、
体内での一定の濃度を保つよう調節されています。

カリウムを多めに摂取した場合には、多めに排出して、
少なめの摂取なら排出量も少なくなります。 💡

 

ところが・・・
腎臓の機能が低下している場合は、
排泄機能が十分に働かないために、
カリウムがどんどん体内に溜まってしまい、
高カリウム血症を招いてしまいます。

不整脈や血圧の低下、心拍停止などの重篤な症状を
引き起こしかねない病気です。

腎臓機能に障害があるかたは、
カリウムを出来るだけ摂らないようにすることが大切です。 💡

 

必ず、医師の指示に従った食生活をしてください。

 

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