☆牛乳を飲んで、下痢を起こしてしまうのはなぜ?

今回の話題は、「牛乳を飲んで、下痢を起こしてしまうのはなぜ?」です。

 

かくいう私もその一人ですが、それほど胃腸が弱いというわけでもないのに、
なぜか牛乳を飲むと、下痢をしてしまうという人がけっこういますね。 🙁

 

下痢は消化不良など大腸での水分の吸収が妨げられて起こるものや、
神経性のもの、アレルギー性のものなどさまざまな原因で引き起こされますが、
牛乳を飲むと決まって下痢をするという人は、
このうちのアレルギー性下痢ということになります。 💡

 

このアレルギー性下痢は、
人によってさまざまな食べ物がアレルゲンとなって起こりますが、
代表的なのが卵、牛乳、大豆の三つです。

 

私たちが食べ物を食べたとき、食べた物は胃や腸で小さく分解されて
吸収されるわけですが、人によってはこの分解作業がうまくいかずに
大きなタンパク質のまま吸収されてしまいます。 💡

その場合、体内でそれを異物と判定されて免疫反応が起きます。
これが食物アレルギーとされています。

 

生体がこのタンパク質の分解作業を完全にできるようになるのは、
だいたい生後一年くらいからです。

つまり、それ以前にアレルゲンとなりやすい食べ物を食べさせると、
アレルギー体質になりやすいということになります。

人によっては、あまり早い時期に離乳食を与えることは考えものというわけですね。

 

ところで、牛乳アレルギーの人のなかには、子どものころは
飲んでも平気だったのに、大人になってから飲めなくなったという人もいます。

この場合は、牛乳をしばらく飲まないあいだに、牛乳にふくまれる糖分を
分解する酵素(ラクターゼ)の量がへってしまったり、
その働きが鈍ってしまったりして乳糖を十分に分解できず、
下痢をしてしまうということが原因になっています。

 

こういう人は、牛乳を飲みやすい形で毎日すこしずつ飲むようにすると、
だんだんその耐性も強くなって、下痢をしないようになるようですよ。

 

 

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