年収1億円になる人の習慣」山下誠司・著 ダイヤモンド社
今回ご紹介する一冊は、日本最大級の美容室チェーン「EARTH」
のNo.2であり、70店舗のフランチャイズを成功させた社長でもある、山下誠司さんによる一冊です。 🙂 💡
山下さんは、19歳で年収180万円から美容師を始め、雇われの身から
31歳で年収1億円を達成しました。
同社の最も信頼されるNo.2として、社内外に太いネットワークを
持つ人物です。 💡
今回ご紹介する一冊『年収1億円になる人の習慣』は、そんな山下さんが、
同社の國分社長をはじめ、日本の有名経営者から受けた薫陶を、
わかりやすくまとめた内容です。
・60円の生たまご1個を注文するかどうかで15秒も悩む國分社長
・お店の細部を見て、美味しい店かどうか判断できるプロワイズの平野社長
・早起きの大切さを教えてくれた壱番屋の創業者、宗次徳二氏
・リーダーが負けることの大切さを教えてくれた内田社長(仮名)
年収1億円クラスの経営者がどんなことを考え、どんなことを習慣づけているのか、裏側がわかり、じつに興味深く読めました。
・「他人のため」に頑張る
・年収1000万円の協力者を10人つくる
いずれも大事な教訓で、これはぜひ読んでおきたいところです。
文章も比喩が巧みで、楽しく読むことができます。
😀 さっそく、内容のポイントを見て行きましょう。 😀
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・「早起き」→始業2時間前の出社
・「超早起き」→始業4時間前の出社
「どうして言い返さないのですか?」と尋ねると、内田社長は
「山下さん、リーダーは、最後は、負けておいたほうがいいんですよ」
と教えてくださいました。
「山下さん、私は『リーダーはクルマ』で、『社員は歩行者』だと
思っているのです。
歩行者が『赤信号』で横断しているからといって、
轢いていいわけではありません。
たとえ歩行者が赤信号を無視していたとしても、
力のあるクルマのほうが止まるのが正しい。
そうすれば、事故が起きることはありません。
どんな状況でも、事故が起きたら、100%、力が強い側の責任になるのですから。」
「仕事が遅いのは能力の問題」ですが、「スタートが遅いのは姿勢の問題」。
会社まで「30分以内」で通勤できる場所に住む。
「自分でやる人」ではなく、「人に任せる人」が、年収1億円に近づく。
相手の「良い点」と「悪い点」を「同じ数」だけ言えると、
人間関係はうまくいく。
「年収1億円」以上の人は、タバコを吸わない。
「グリーン車」や「ファーストクラス」に乗ってはいけない。
卑しいのは、お金そのものではありません。
お金を貯めるだけ貯めて抱え込もうとする「人の心」です。
「2ランク上の人」から誘われたら、私の返事は、もちろん「はい」
か「イエス」か「喜んで」だけ。
「他人のため」に頑張るようにしないと、年収1億円を超えることはできません。
年収1億円を継続するには、年収1000万円の協力者を10人つくる。
経営者は、10回やれば1回成功するので、成功率が高い。
「3つの約束」。
逃げない、言い訳をしない、人のせいにしない。
「圧倒的な本気」とは、退路を断つこと。
「年収1億円超え」の人が考える「応援したいと思える人」、
「好きな人」とは、どんな人なのでしょうか。
それは、「利益の少ない仕事にこそ、全力を尽くすことができる人」です。
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昔、ある年収1億円の社長に、年収2000万円と1億円の違いについて
尋ねたところ、こんな答えが返ってきました。
年収2000万円だと1日のディナーに使えるのは2万円。
1億円だと10万円使えるでしょう。
2万円はせいぜい恋人や家族と
食事に行ったら終わりですが、
10万円あれば、部下にもおごることができる。
身内のためとみんなのため。それが年収2000万円と1億円の違いですよ」
発展途上の方も、既に成功している方も、今よりもっと豊かな
人間になるために、ぜひ読んでおきたい一冊です。
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