☆簡単医学知識:「あ」行4

①エコノミークラス症候群 💡
エコノミークラス症候群の正体は、下肢の静脈血栓症から発生する急性肺塞栓症です。
長時間、大腿部よりも下の筋肉を動かさないでいると、静脈血のうっ滞が起こります。
うっ滞があって何らかの要因が重なると血栓(血液の塊のこと)ができます。
その後、歩き出すと静脈の壁にくっついていた血栓がはがれます。
血栓は心臓から肺に運ばれて肺動脈に血栓がつまって肺塞栓症となります。
動悸・呼吸困難・胸痛などが起こり最悪の場合は死亡する病気です。
集中治療が必要です。

 

②遠視 💡
遠視とは、普通に物を見る際に、遠くから来た光が網膜の後ろで像を結ぶ状態です。
子供では、水晶体(レンズ)の調節力に余裕があるので、水晶体を膨らませて調節して像を網膜上に結ばせる事ができますが、常に水晶体を膨らませるという作業が必要なので、目の疲れが起こりやすくなります。

 

③炎症 💡
炎症とは生体が何らかの有害な刺激を受けた時に起こる防御反応です。
有害な刺激としては、細菌やウイルスなどの病原体、やけどや放射線などの物理的な刺激、酸やアルカリ・薬物などの化学的な刺激などです。
炎症が起こった時の炎症反応は、局所の発赤・熱感・腫れ・むくみ・痛み(かゆみ)です。これらの反応は有害な刺激から体を防御し、立ち直るための反応でもあるのです。

 

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