☆簡単医学知識:「な」行

①乳癌 💡
近年日本では、乳癌の罹患患者数が増加していますが、生活習慣とライフスタイルが関係していると言われています。
摂取カロリーの増加、特に動物性脂肪の摂取量の増加が関与している肥満は乳癌の重要な危険因子です。
また、出産数が少ないほど、初産年齢が高いほど、授乳期間が短いほど、乳癌の罹患が多いと言われています。

②尿路結石 💡
尿路は腎臓から尿管、膀胱、そして尿道につながっています。
尿路結石が出来るのは腎臓、尿管、膀胱が主です。
腎臓の腎盂(じんう)にできるのを腎盂結石、尿管にできるのを尿管結石、
膀胱にできるのを膀胱結石といいます。
その中で尿管結石が最も多くみられます。

③熱傷(やけど) 💡
やけどの時は、できるだけ早く冷やすことが大切です。
水道の流水で患部を20~30分冷やして下さい。
熱による傷害を皮膚の奥深くまで進ませないためです。
痛みも軽くなります。
水疱(水ぶくれ)ができている場合は、破らないでください。
水疱の中には傷を治すための成分が入っているからです。

④捻挫 💡
捻挫とは、外力によって関節が普通に動く範囲を超えた時に、関節を支持している靱帯などの組織が傷ついたものです。
首の捻挫、関節がグラグラする時、痛みや腫れが強い時は医療機関を受診してください。突き指は指関節の捻挫で、指を引っ張ることは関節組織をいためるので
すべきではありません。

⑤脳梗塞 💡
脳梗塞は、脳の血管が動脈硬化で細くなり、その動脈が完全に詰まってしまう病気です。症状は、詰まったところが栄養していた脳の組織がダメージを受けます。
たとえば右の脳がやられれば左半身麻痺が起こります。
やられる範囲が狭ければ、完全な麻痺とならずに不全麻痺ですむ場合もあります。

⑥脳出血 💡
脳出血は、脳の動脈硬化で血管がもろくなり、血圧が高くなった場合などに脳血管が破れて、脳の中に出血する状態です。
症状は頭痛、麻痺などです。
出血する場所が悪かったり、出血量が多い場合は意識障害、呼吸停止がおこることもあります。
脳出血が疑われる時は、すぐにCTスキャンを行います。

 

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