本当にあったこわーいお話し!

さて今回は、ガラッと思考を変え、こわーいお話をしようと思います。しかも実際に私が経験した心霊現象です!ここから先、怖がり屋さんは決して見ないようにしてください。

あれは私が小学校3年生の頃だったと思います。いつものように朝目覚めてみると、父母、兄そして姉が食卓で真剣にこんなことを話していました。「また出たね」「昨夜で2回目だ」「いったいあれは何?」「今晩こそ正体を確かめなくちゃね」どうやら私が寝ている間に、とんでもないことが起きたようです。それは、夜中の0時を過ぎたころ、部屋の中を「ピチャッ~、ピチャッ~、ピチャッ~」と濡れた素足で歩くような音がすると言うのです。当然私は信じることはできません。

とは言うものの私も真相を確かめたく、今晩起きてることにしました。柱時計が夜中の0時を告げました。家族全員が息をこらして緊張しているのがこちらにも伝わってきます。それからどのくらい時間が過ぎたのでしょうか?「なーんだ、何にも起きないじゃん」と思った瞬間、北の部屋からこちらに向かって「ピチャッ~、ピチャッ~、ピチャッ~」と濡れた素足で歩くような音がするではありませんか!父の枕元、母の枕元、そして兄、姉の枕元を通り私の方へ!

「ピチャッ~、ピチャッ~、ピチャッ~」私の頭のすぐ上にいます。
初めて背筋の凍る思いを経験しました。私は怖くて怖くて布団をかぶって震えていました。「誰だ!!」父が大声で叫び電気を素早くつけました。そこには誰もいませんでした。足音もぴたっとやみました。それから家族全員で部屋中を見回りました。父は家の外まで何かいないか見に行きました。

しかし何も見つかりませんでした。

私たちは言葉をなくし、明かりを消して再び床につきました。異様な沈黙がどのくらい続いたのでしょうか?突然あの足音が!「ピチャッ~、ピチャッ~、ピチャッ~」私のすぐ右横を通り足元へ!私は勇気を振り絞りその足音の方を見ました。しかし何も見えません。ただ「ピチャッ~、ピチャッ~」という足音だけが移動していくのです。やがてその足音は北の部屋へ移動し、静かに消えていきました。その後、あの異様な足音は二度と現れませんでした。

しかし、このことをきっかけに私に異変が起きました。
どうやら「霊感」とやらが身についたようなんです。

今回のお話はほんの序の口です。
以降、身の毛もよだつさまざまな心霊体験を私はしていくことになるのです!!

コメントを残す