これまで、免疫を高めるためのツボ療法やいろいろな食べ物をご紹介してきました。
しかし、その前に、意識して実行しなければならないことがあるのです!!
案外、忘れられがちですが、それは、
食べ物をよく噛んで食べることなんです!
ちゃんとよく噛んで、唾液と混じらないと消化がうまくいきませんよね。
消化がうまくいかなければ、その一部が固まりのまま外に排泄されることになります。
それでは、たとえおなかは満たされても、栄養面でいえば足りなくなってしまうわけです。
これではいくらバランスの取れた食生活をしていても、免疫力が上がることは絶対にありえません。
それでは、よく噛むことは、なぜ良いのでしょうか?
唾液には殺菌効果があります。
そして、唾液は噛めば噛むほど出てくるのです。
つまり食べ物をよく噛むということによって、病原菌をお口の中でかなりの数を減らすことができるのです。
さらに、よく噛むことによって、耳下腺からパロチンという
ホルモンが分泌されます。
このパロチンには免疫力を高める効果があるといわれており、
さらには老化を防ぐ働きもあるとされています。
食べ物をよく噛むことは、いいことだらけですね。
東洋医学的に見ても、人間のあごには胃経と大腸経という2本の経絡という経路があり、
食べ物をよく噛めばこれらの経路が刺激され、胃腸の働きが活発になると
いわれています 😀
ごはんやパンなどの炭水化物は、唾液に含まれる酵素で分解はされても、
胃液に含まれる酵素では分解できないのです!
次に、よく噛むことの効用をお話ししますね。
①記憶力、思考力がアップ!
健康はもちろん、脳神経や感情とも深い関係があることがわかってきました。
普段からあまり噛まない週刊の方は、脳への影響が懸念されています。
良く噛むことで脳が活発に機能し、眠くならないだけでなく、
記憶力、思考力などが高まります。
また、精神的な満足にも繋がり、生きる意欲も沸き立たせるとも考えられています。
特に高齢の方はかむことであごの筋肉の萎縮やあごの骨の骨粗鬆症(こつそしょうしょう)の予防にもなり、心と体を活性化させることも期待できます。
②毒消し効果
よく噛めばだ液の分泌を促すので、毒物や発癌物質に対して毒消しの作用や、毒性の強い活性酸素を消去する働きもあるといわれています。
③寝たきり状態の改善
歯ぐきが強くなるので、「歯を食いしばる」ということができ、起き上がろうという力が出ます。
その結果生きる意欲がわきます。
④その他
ボケ防止にも効果があるだけでなく、癌、成人病予防にも効果があります。
また、容貌がよくなったり、肩こりが治ったり、姿勢がよくなると言われています。
よく噛むことにより、早く血糖値を高めるため、空腹感が満たされ、肥満防止にもなります。
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