☆怪談!!私が体験した最も恐ろしいお話!! 邪悪な霊との遭遇!

※今回の記事は、「おあしすニュース」でも書かせていただきましたが、「おあしすニュース」では書ききれなかったお話を掲載していますので、「完全版」としてお楽しみください 😆 

 

今回お話させていただく内容は、私が数多く経験した心霊体験の中で、最も恐ろしいものです。

今思い出しても身の毛のよだつほどです。

※こわがりさんは、これから先は決して読まないでください!

 

霊にもいろいろあります。
特に危害を与えないもの。
その反対に危害を与える「邪悪な霊」

この邪悪な霊は、時には人の命さえ奪うことがあります。

 

今回はその「邪悪な霊」のお話です。

 

あれは今からもう30年ほど前のことです。
私が瀬戸市のある病院に、勤務していた頃のことです。

病院から近くのアパートを借りたのですが、そのアパートを外から見たとき
「ちょっと変だなあ?」と思ったのです。
何だかこのアパート全体がまるで雲の中にあるように、かすんで見えるのです。
このアパートだけが・・・!

 

そのとき突然私の耳に、
「来るな!帰れ!」という声が飛び込んできました。

私は驚いて、周りを見渡しましたが誰もいませんでした。
気のせいかと、そのまま部屋に入りました。

 

引っ越しの片づけも終わり、ゆっくりテレビを見ていた時です。

いきなりゴキブリの大群が私に向かって飛んできたのです!

私はあまりの驚きで、声も出ませんでした…

 

次の瞬間、もっと身の毛もよだつことが起きたのです!

テレビのむこうの壁に黒い人影が・・・!

 

そうなんです。
この黒い人影が、ゴキブリを操っていたのです。

気が付くと私は、
「去れ!出ていけ!」と叫んでいました。

 

するとその影はスーッと消え、ゴキブリもいつの間にかいなくなってしまいました。

 

私は霊感が強いらしく、このようなことは慣れているとはいえ、今回のことは今までにないような嫌な予感がするのでした。

 

そして気を取り直し、何もなかったように、いつものようにビールを飲み、風呂に入って床につきました。

 

それからどれくらいの時間が過ぎたのでしょうか?
いきなり「ザーッ~」という音が・・・!
そう、いつものあの音・・・!

この音が聞えると、必ず霊が現れるのです。

すると、いきなりかなしばり!!全く動けません!!
私のベッドの周りには、5人の人影が・・・!

そして枕元にはあの黒い人影が・・・!

「だだちに去れ!出ていけ!」
私は声にならない声で、思いっきり叫んでいました。

すると、5人の人影とあの黒い人影は、あっという間に消えていきました。

 

「やれやれ、本当に困ったもんだ。何回もこんなに霊に会うなんて。」
とつぶやきながら、いつの間にか深い眠りについたのでした。

 

あくる日、仕事を終え、スーパーで今晩の酒のつまみを買って意気揚々と家路につきました。

私のアパートまでの道のりは簡単で、10分もあれば十分です。
ところがその日は、なかなか部屋に着けないのです。

気が付くと、どんどん山奥へと歩いているではありませんか!

なぜこんなに山奥に来たのか、全くわかりません。

ふと、前を見ると例の黒い人影が・・・!
こちらを向いて、手招きをしているのです!

そうです。私はこの霊によって、無意識に山奥へと誘導されていたのです。

 

我に返った私が、あわてて元来た道を引き換えし、部屋についたのは午後7時ころでした。

 

そして、ついにこの日の夜、あのことが起こったのです。
私がこれまでに経験したことのないような恐るべきことが・・・!

 

いつものようにお風呂に火をつけて、沸くのを待っていました。

しかし、なぜかいつのまにか眠ってしまったようで、ふと目を覚ますと、体が全く動きません!

お風呂は、沸騰してしまい、部屋中水蒸気でいっぱいになっていました。

「何とか火を止めなければ・・・。」
しかし、体が全く動かない!

すると私の耳に・・・、これまでに聞いたことがないような低くて恐ろしい声が・・・!
「死ね~!死ね~!死ね~!」

 

ふと見上げると、水蒸気で煙った向こう側にあの黒い人影が・・・!
恐ろしい目で私をにらみつけているのです!

 

まずはお風呂の火を止め、この水蒸気を何とかしなくてはと思い、
必死で床を這って行きました。

耳元には、ますます激しい声で
「死ね~!死ね~!死ね~!」

 

私は必至で少しずつ風呂釜へ・・・。
しかしなかなか進まない!

それでも少しずつ風呂釜へ・・・。

どれだけの時間が過ぎたのだろうか?
やっと風呂釜に・・・。

耳元には
「死ね~!死ね~!死ね~!」

 

そして、目を凝らして炎を見ると、青色ではなく赤く燃えているではありませんか!
「このままでは一酸化中毒に!」
早く火を止めなくては、私は本当に死んでしまう!!

必死で手を伸ばしました。
でも届かない!

あの恐ろしい声が、ますます大きな声で
「死ね~!死ね~!死ね~!」

あともう少しで手が届くのに・・・。
「だめだ!もう目がかすんで前が見えない!」

必死で手を伸ばす・・・。
何かに手が触れた。
これだと思い、力を込める。

赤い炎が消えた!
そこから先は覚えていません。

 

目を覚ますと、風呂釜の前で倒れていました。
時計を見ると出勤時間。

吐き気と頭痛を伴い、フラフラしながら何とか病院に着くことができました。
早速診察してもらうことにし、診断結果はやはり「一酸化中毒」

ドクター「よく生きていたなあ。もう少しで死ぬところだったぞ。」

その日は、点滴を打ってもらい、何とか元気になりました。

 

その後、大家さんに風呂釜を交換していただいたのですが、
「この風呂釜は、新品に交換したばかりで、不完全燃焼なんて起こすわけがないんだけど・・・。不思議なこともあるもんだねえ。」とおっしゃっていました。

 

いったいどうして、不完全燃焼なんて起こしたのでしょうか?
やはりこれもあの黒い人影が・・・?

 

その後、あの黒い人影はなぜか現れなくなりました。
しかし、毎晩のように、自殺した霊や誰かに殺された霊などが現れるようになりました。

「やはりこの部屋は何か変。」

 

数日後、私は急いで引っ越しの準備にかかったのでした。

 

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