☆骨粗鬆症(こつそしょうしょう)のミニ知識

今回は、骨粗鬆症(こつそしょうしょう)のお話です。

けっこう難しい漢字ですよね。
読めても書けないって人が多いかもしれませんね。

まず漢字の意味から。

「骨粗鬆症」の「粗」は、「あらい」という意味であり、
「鬆」とは、「スが入る」という意味です。

この文字が示すように、私たちの身体を支える骨量が減ってきて、「ス」が入ったようにスカスカになり、骨が折れやすくなることを言います。

 

つまり、骨量が減少して、骨の成分であるカルシウムが少なくなり、骨の中の構造が粗くもろくなって、骨折の危険性が高まった状態になっているのです。

 

 

骨粗鬆症は、大人のビタミンD不足から起こる病気の代表的なものです。

古くは古代エジプト文明時代からある病気なのですが、近年寿命が延び、高齢者人口が増えてきたため、特に問題になってきていますね。

日本では、1,000万人以上の患者様がいるといわれており、内80%が女性です。
高齢者人口の増加に伴ってその数は増える傾向にあります。

 

でも、これって、あなたはお年寄りの病気って思ってませんか?

実は、お年寄りだけの問題では無くなってきているのです。
まさか私は大丈夫でしょう!って思っているあなた!!

あなたの骨の健康度をチェックしてみましょう!!

 

骨密度を病院などで検査すればわかるのですが、以下の方法で簡単に調べることができます。

◆ 骨粗鬆症チェック!!

さあ、あなたもやってみてください。

骨粗鬆症危険度チェック–あなたの骨の健康度チェック

 

年齢は55歳以上である

閉経した

どちらかといえば体格は細身である

最近背が縮んだ・背中が丸くなったり、腰が曲がってきた

45歳以降、ちょっとしたことで骨折したことがある

牛乳・ヨーグルト・チーズなどの乳製品をあまりとらない

納豆・豆腐などの大豆製品をあまりとらない

散歩など、日常的に体を動かすことをしていない

屋外に出ることが少ない

家族に骨粗鬆症と診断された人がいる

ダイエットをしたことがある

タバコを吸っている

アルコールをよく飲む

内服のステロイド剤を使っている

胃や腸の手術をしたことがある

 

※このチェックリストは、あくまで目安です。実際の骨粗鬆症の診断には、医療機関での検査が必要です。

 

実は、骨粗鬆症は、単にビタミンD不足だけで起こる病気ではないのです。
以下のような現認で起きます。

女性ホルモンの低下、無理なダイエットや運動不足などの生活習慣、その他喫煙や過度な飲酒などです。

特定の病気や、服用している薬が原因となって発症するものとして、
副甲状腺機能亢進症、関節リウマチ、糖尿病などです。

 

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