☆そんなものあるの?加熱しても壊れないビタミンC?!

今回の話題は、「加熱しても壊れないビタミンC?!」です。 💡

 

ビタミンCは、熱に弱いことは皆さんもよくご存じだと思います。

しかし、熱に強いビタミンCがあるんです! 😯  😯 

 

それは、じゃがいものビタミンCで、レモンよりも多く、煮ても、焼いても、
あまり減らないんですよ。

 

ビタミンCは、無色の結晶の水溶性ビタミンで、熱に弱く、
非常に水に溶けやすいので、料理したり、洗っただけで失われてしまいます。

さらに、空気に触れるだけで、酸化してどんどん減ってしまいます。

 

ところが、加熱しても壊れないビタミンCがあるんです!!

それは、ジャガイモやサツマイモに含まれているビタミンCです。

 

じゃがいも(中)1個のビタミンC は 35mg(レモン 20mg)
です。

じゃがいものビタミンCはレモンよりも多く、煮ても、焼いても、
あまり減らないという特性をもっています。

 

それは、でんぷんに保護されているためで、
まるごとゆでて8割以上、揚げれば9割以上が残ります。

 

じゃがいもを2~3個食べれば、
1日に必要なビタミンCを十分にとることができます。

また、カリウムを多く含んでいるので、高血圧予防の効果があると注目されています。

 

じゃがいもの主成分はでんぷんで、カロリーは米の約半分で、
食物繊維も適度に含んでいるので、太りすぎを防ぐこともできます。

 

じゃがいもは美容と健康によい「完全に近い食品」だといわれています。

 

成人病の予防ができて、肌がきれいになり、スリムになって、
ストレス解消もしてくれる、まさに現代人にとってもっとも必要な野菜と
いえますね。

 

じゃがいもの原産は南米アンデス山系中部の高地です。

ヨーロッパに伝わったのはコロンブスのアメリカ大陸発見より数十年後で、
1560~70年にはメキシコからスペインへ伝わりました。

 

かつて船乗りはビタミンC不足による壊血病に悩まされましたが、
それを救ったのが日持ちして、しかもビタミンCたっぷりのじゃがいもでした。

 

日本へは慶長年間(1596~1615)、オランダ人によって、
ジャカトラ(今のインドネシア、ジャカルタ)から長崎へもたらされました。

そのため「じゃがたらいも」、
後に略して「じゃがいも」と言われるようになりました。

 

じゃがいもに光は禁物です。太陽光だけでなく、蛍光灯の光でも当てると、
皮が緑になり、有毒物質ソラニンができます。
必ず暗いところで保存しましょう。

冷暗所、つまり軒下や床下などが保存場所として適しています。
じゃがいもは低温でも大丈夫なので、冷蔵庫の野菜室に入れても構いません。

ただし、乾燥するとやせてしまうので、保存の際は湿気のある場所を選びましょう。

 

発芽を抑えるには、リンゴが出すエチレンガスが効果的なので、
リンゴと一緒にポリエチレンの袋に入れておくと、発芽しにくくなりますよ。

 

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