今回は「コエンザイムQ10過剰摂取の問題点とは?!」というお話です。 💡
今のところ、深刻な問題は報告されていないようですが、
過剰摂取には問題点の報告があります。
さて、先回まで、コエンザイムQ10の発見の歴史や働き
効用についてお話ししてきました。
確かに、コエンザイムQ10は身体にとって重要な働きをしており、
なくてはならないものには間違いありません。 💡
しかし、コエンザイムQ10は脂溶性で、ビタミンEに似た性質があります。
以前にもお話ししたように、脂溶性のビタミンは
過剰摂取に注意しなければなりません。
今、健康ブーム、アンチエイジングということで、
コエンザイムQ10配合のサプリメントが多く販売されています。
コエンザイムQ10の副作用については、
今のところ、深刻な問題は報告されていないようですが、
下記のような報告もあります。 💡
動脈硬化が進んでいる人ほど、血中のCOQ10濃度も高い。
(東京新聞2005年3月25日号記事)
また、軽い不眠症や、肝臓の酵素の増加、吐き気、
上胃部(腹部の上方)の痛み、頭痛、胸焼け、疲れなど。
(コエンザイムQ10の副作用)
週刊朝日(2005/4/29号)でも、
CoQ10、隠れた「逆効果」と言う記事が掲載され、大きな反響を呼びました。
すでにCoQ10を使用している方や、これから使用しようと考えている方は、
参考になるのではないでしょうか?
このような警告もあります。 💡
「年とともに減少する」のは、あくまで推測ですが、
基礎代謝を下げるためと考えると納得がいきます。
年齢とともに運動量が減り、エネルギー必要量も減ります。
もし本当に「自然に減少するものを補う必要」があるのなら、
何百種類のサプリを飲めばよいのか途方にくれてしまいます。
「アンチエイジング」を標榜するサプリは、
「老馬を無理やりに走らせるための鞭(むち)」と思いませんか。
(年と共に減るモノは補給すれば良いという誤解)
まさに、その通りだと思います。
規則正しい生活習慣と、バランスのとれた食生活、
軽い運動を生活に取り入れて、ストレスをなるべく少なくすることが大切ですね。
これが、本当のアンチエイジングの基本なのでは?!!
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