☆昔の日本人が肉を口にしなかった理由は？

今回は、「昔の日本人が肉を口にしなかった理由は？」です。 😉

日本人はなぜ、長い間、肉を食べなかったのでしょうか？

それは６７５年に、天武天皇によって肉食禁止令が出されたからです。
これによって、牛、馬、犬、鶏などの肉食が禁止され、狩りも禁じられました。

さらにその後も殺生禁止が天正天皇によって出されるなど、肉食は
徹底的に禁止されていました。

イスラム教徒が豚を食べなかったり、ヒンズー教徒が牛を食べなかったり
世界各地に食べ物のタブーはあるが、国民全員に対して、肉食全般を
禁止するのは極めて珍しいことです。
しかも、日本人はそれを１０００年以上守り続けたのだからすごい！

日本人が再び肉を口にするようになったのは、明治維新後です。

明治天皇は「日本人の体型が、西洋人と同じようにたくましくなるように」
と、自ら進んで肉を食し、庶民にも肉食を進めました。

ちなみに、牛乳を飲むとお腹を壊す人が日本人に多いのは、
千年以上もの間、ほとんど牛乳を飲まなかったためだとも言われています。 😯

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