今回は、「世界で1000年生きている言葉」田中章義・著 PHP研究所
という本のご紹介です。
本日ご紹介する一冊は、世界各国で語り継がれている「名言」を、
元国連WAFUNIF親善大使で作家の田中章義(たなか・あきよし)さんが
紹介した一冊です。
著者は、大学一年生の時に第36回角川短歌賞を受賞し、在学中から
多くの雑誌に執筆、連載しました。
卒業後は、世界各地を旅しながらルポルタージュ、
紀行文、絵本などを執筆しています。
本書は、そんな著者の旅から生まれた名言集で、名言に加え、
著者が実際に現地で体験したこと、出会った人たちとの
エピソードなども書かれています。
名言プラス解説約2ページというシンプルな構成で、解説部分は
若干食い足りない印象ですが、何より言葉のセレクトがいいです。
自分の器を大きくしてくれる言葉、戒めてくれる言葉、人生の
幸福を味わえる言葉など、とにかく「心にしみる」言葉が
たくさんセレクトされています。
世界各地の少数民族の言葉なども集められており、なかなか
他にはない、珍しい名言集です。
さっそく、中身をチェックしてみましょう。 😉
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自身の善良さを守れ、塩が辛さを守るように。(タイ王国)
塩を入れるなら溶けるまで、仕事をするなら終わりまで。(モンゴル国)
愚かな人々とともに歌うより、賢い人とともに泣くほうがいい。(セルビア共和国)
ベトナムで語られているこの言葉が好きだ。「実を食べて、その木を植えた人を思う」
という言葉を、いつまでも忘れたくないと思っている。果実や農作物に限らず、
学問にしても医学にしても技術分野でも、今日の収穫は先人の汗や
尽力の恩恵であることが多い
明日のことは今日やれ、今日のことは今やれ。(ネパール連邦民主共和国)
十人の知識人は、一人の熟練者にかなわない。(カンボジア王国)
小事を断念できない人は、大事を成就できない。(マダガスカル共和国)
成し遂げた善は隠せ。源を隠すナイル川のように。(エジプト・アラブ共和国)
屋根が広ければ、積もる雪も多い。(イラン・イスラム共和国)
上がるものはみな下がる。(ドミニカ共和国)
愛することは長く、憎むことは短く。(ミャンマー連邦共和国)
手に入らない大きなものより、小さくても手に入るもののほうが
いい。(ラトビア共和国)
親切は、腐らない。(ケニア共和国)
一握りが山となり、一滴が海となる。(マレーシア)
良い木に近づけば、良い日陰が得られる。(コスタリカ共和国)
立派な木が一本あれば、鳥が一万羽とまることができる。(ミャンマー連邦共和国)
意志があれば手段は生まれる。(バングラデシュ人民共和国)
指揮より見本。(スリランカ民主社会主義共和国)
他の人を許すたびに、きみ自身を強くしている。(ペルー共和国)
年寄りたちが犯した罪の罰をこどもたちが受ける。(デンマーク王国)
山のほうからはやってこない。こちらから山へ行け。(フィリピン共和国)
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世界を旅している感覚と、人生の教訓を同時に得られる、面白い本です。
ぜひチェックしてみてください。
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