今回も本のご紹介です。 🙂
「お金持ちが肝に銘じているちょっとした習慣」菅原圭・著 河出書房新社
今回ご紹介する一冊は、最近ビジネス書ランキングで
トップ10入りしている、売れ行き好調の新書です。 😀
ライターとして、ビジネス界のキーパーソンや作家、文化人などの
著名人を取材してきたという著者が、「お金持ちが肝に銘じている
ちょっとした習慣」を紹介したものです。
・用もないのにコンビニに立ち寄らない
・冷凍庫に保冷剤をため込まない
・ビニール傘をため込まない
・LINEにすぐ返事をしない
など、読む人が読めば身につまされる話が見出しとなり、
キャッチーなお話が続きます。
ビジネスがわからなくても理解できる日常の話と、経営者でも
なかなかできていないお金の習慣が両方紹介されており、
かつわかりやすいのが特長です。
お金持ちのエピソードなどもたくさん紹介されており、
肩肘張らずに、お金が増える習慣を学べる本です。
💡 さっそく、ポイントを見て行きましょう。 💡
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彼らに共通しているのは、お金にキビシイという以上に、人として
きちんとしていて、振る舞いや生活態度などにゆるみやだらしない
ところが見えないことだ。
お金持ちだから上等なものを身に着けていたり使っていたりするが、それらを
とても大事にしている。
同時に、それほど高いものでなくても、その態度は変わらない。
「百均」の最大のマイナスは、モノを大事にしなくなってしまったことだ。
消耗品をため込む人は「必要量がわからない人」です。
デパートや有名店の紙袋もため込んでいないか?
◆自己破産する人の三つの特徴
①複数の生命保険に加入している
②ATMの時間外手数料に無頓着である
③ケーブルテレビに加入している
記事によると、お金に縁がない人に共通しているのは、次の五つです。
①使わない、使えないモノであふれている
②トイレ、ふろ場、キッチンなどの水まわりが汚い
③マンガ、ゲーム、ギターなど趣味系のアイテムが多い
④ゴミをため込んでいる(ゴミの日を把握していない)
⑤古い電気製品を使い続けている
毎日カバンを空にし、必要なものを整理すること。
LINEに依存するのは自己管理能力がない証拠。
契約書をすみずみまできちんと見る。
請求書のチェックは、1か月のお金の使い方を見直すチャンス。
お金の本質はためるところにあるのではなく、使うところにある。
つまり、使うためにお金をためるのでなければ、生きたお金には
ならないのだ。
自分のために惜しみなくお金を使う。
デビットカードを積極的に使う。
時間こそ、最高の贈り物である。
名刺を交換したら、その日にお礼のメールを入れる。
見栄で子どもを私立に入れない。
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気になったのは、著者が取材したお金持ちの話のはずなのに、
途中から著者の主張にすり替わっていることと、
どこかで聞いた話や匿名のエピソードが多いことです。
ベストセラーとなっているのは、「編集勝ち」といったところで
しょうか。
ネタの鮮度という意味でいったらイマイチです。
とはいえ、普段お金の本を読まない人にとっては、役立つ話が
多いのも事実です。
ぜひチェックしてみてください。 😉
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