今回は、「刺身がおいしくなる時刻がある?」というお話です。
魚嫌いの原因は、なんといってもあの生臭さでしょうね。
あのにおいは、魚肉が古くなってたんぱく質が分解したとき、揮発していく
トリメチルアミンという成分が原因です。
ところで、日本人が好んで魚を食べるのは、鼻が低いからという
珍説があるのをごぞんじですか?
鼻が低いということは、嗅覚も劣っていることで、トリメチルアミンの
生臭さが気にならないということです。
だから刺身でも平気で食べられるというわけなんですね。 💡
そういえば、最近、西洋人並みに鼻が少しずつ高くなった日本人が余り
魚を食べなくなったというのは、事実のようです。
まあ、魚の値段が高くなったのも大きな原因だと思いますが・・・。 😥 😥
🙂 さて、本題に戻りましょう。 🙂
刺身がおいしくなる時刻というのも、この珍説と
関係があります。
それは、夕方です。
人間は、においをかぎ分ける嗅覚がもっとも敏感なのが朝で、
夕方になると鈍くなります。
つまり、多少鮮度の落ちた魚でも、その生臭さに気づかなくなるから、
おいしく食べることができるというわけらしいのですが、
おいしく食べるには、鮮度のいい魚を食べるのに越したことはないと思います。
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