今回は、「清涼飲料水とは？」という話題です。
今はどこでも自動販売機があって、飲み物を買うことが出来ます。
また、コンビニやスーパーでも、簡単に買うことが出来ますね。
あなたは、どんなものを買って飲んでいますか？
品質表示を見ると、よく、「清涼飲料水」と書かれてありますが、
これは、一体どういう飲み物をさすのか知っていますか？
こんなふうに思っているのではないですか？
清涼感を与え、ノドの渇きを癒すのにもっとも適した飲料？
炭酸飲料・果汁・茶系飲料・ミネラルウォーター等の総称？
開封すればすぐに飲めるノンアルコール飲料？
実は、「清涼飲料水」とは、簡単に言うと、
乳酸菌飲料・乳及び乳製品を除く、
酒成分１容量％未満で味や香りがついている水のことです。
詳しくいうと、食品衛生法に基づく通知では
乳酸菌飲料、乳及び乳製品を除く酒精分1容量パーセント未満を含有する
飲料をいうものであること。
従って、酸味を有しない飲料水、主として児童を対象として製造されコルク等で
簡単に栓を施した飲料水（例えばニッケ水、ハッカ水等）、トマトジュース、
摂取時に希釈、融解等により飲み物として摂取することを目的としたもの
（例えば、濃厚ジュース、凍結ジュース等）（ただし、粉末ジュースを除く。）
もすべて含まれるものであること。
となっています。 💡
ほとんどが清涼飲料水ってことですね。
★ 「清涼飲料水」 と 「ソフトドリンク」の違い
ソフトドリンクと言う言葉もよく使いますが、
清涼飲料水とどう違うのでしょうか？ 🙄
ソフトドリンクとは、アルコールが入っていない飲料全般を指しますので、
清涼飲料水には入らない、牛乳やヨーグルトなども
ソフトドリンクの部類には入ります。
「ソフトドリンク」のほうが「清涼飲料水」よりも、
広い範囲を指すと言うことですね。
この「ソフトドリンク」は和製英語で、
反対の意味の「ハードドリンク」はありません。
「ハードリカー」とはきついお酒の事を言いますので、それに対して、
やさしい飲物「ソフトドリンク」と言われ始めたようです。
★ここでついでにペットボトル症候群について書きますね。 💡
スポーツドリンクや清涼飲料水などを大量に飲み続けることによっておこる
急性の糖尿病のことです。
糖尿病性ケトアシドーシスの症状となった若い人達の多くが
ペットボトルで清涼飲料水を飲んでいたことから
「ペットボトル症候群（清涼飲料水ケトアシドーシス）」と名付けられたそうです。
市販飲料の多くには、かなりの糖質が含まれています。
ペットボトル飲料の普及とその手軽さから、知らず知らずのうちに
過剰な糖分を摂取することになってしまうのです。
人が1日に必要とする糖分は20g～40gですが、
スポーツドリンクにはたいてい100mlに6g程度の糖分が含まれています。
これを普段水代わりとして飲んでいる場合、1日に2L程度飲むと仮定すれば、
120gもの糖分を摂ることになります。
1個当たりの重量が3.5 – 4g程度の角砂糖で換算すると 約 30 個分です！！
スティックシュガー2gのものだと 60 本分 となり、
スティックシュガーの袋詰め商品一つ分を１日で摂取していることになるのです。
おぉ～～！！清涼飲料水！！
名前を見れば、いかにも爽やかそうですが、
身体にとって毒になりうる飲み物です。
気をつけましょう！！！
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