☆ビタミンAの知られざる効用とは?!

今回は、みなさんもよく耳にする「ビタミンA」のお話です。

 

ビタミンAは目にいいだけでなく、実は免疫力を高め、活性化させる作用があるのです! 🙂

ビタミンAというと、欠乏すると「鳥目(夜盲症)」になるということは有名ですね。
では、ビタミンAとはどんなものでしょうか? 
詳しく見ていきましょう。

まず、ビタミンAの発見から。

1915年、E. V. McCollum は,ネズミの成長増殖に不可欠の未知の栄養素として脂肪に溶けるものと水にとけるものがあることを明らかにし、それぞれ脂溶性A,水溶性B因子と名付けました。

そして、1922年、J. C. Drummond は、この脂溶性Aのなかに複数のものが含まれることを見つけ、その一つをビタミンAと呼びました。

 

ビタミンAの構造は?

1931年、P. C Karrerにより、炭素20個からなるジテルペノイドに属し、鎖状構造式の末端にアルコール基を持つことが明らかにされました。

その後、このアルコールが、酸化されたアルデヒド体やカルボン酸が生体内において、活性本体として作用していることが判明しました。

同じ生理作用をもつ合成化合物も含め、これらを総称し、「レチノイド」(網膜 retinaより得られた類似化合物)と呼ばれています。

一般に、ビタミンAという場合には、このアルコール体(レチノール)のことを指しています。

また、緑黄色野菜に含まれるカロテノイドは、動物体内でビタミンAに変わることが知られており、ビタミンAとしての効力をもつため「プロビタミンA」と呼ばれています。

 

 

次に、ビタミンAの効能についてです。

体内に摂取されたビタミンAは、小腸から吸収され、肝臓で貯蔵されます。
必要に応じて、他の細胞に運搬された後、酸化されて働きます。

その働きは、視覚作用と全身作用に分けられます。

①視覚作用
疲れ目や視力の低下を防ぐ明るさや暗さを感じる網膜に多くあるのが、レチノール(ビタミンA)を含んだ光受容体です。

不足すると夜盲症などの目のトラブルが生じるということでよく知られています。

②全身作用
これは案外知られていませんが、細胞の分化や発生、生物の正常な成長促進作用や、皮膚粘膜形成など多くの作用があります。

肌あれを防ぎ、皮膚粘膜形成を助けて角化を抑えてくれます。
風邪を予防する粘膜の形成や働きに大きく関わっているために、ウイルスが体内へ侵入するのを食止めてくれます。

上皮細胞の免疫力を高めることで、ガン予防(特に胃ガン)につながります。
また、ビタミンAそのものに発ガン抑制作用があることも判明しています。

 

ビタミンA・C・Eは代表的な抗酸化ビタミンで、心筋梗塞、脳卒中、ガン、などの病気を誘発するとされる活性酸素を除去します。

 

現在もいろんな方面から、ビタミンAの研究が進められています。

ビタミンAは免疫を高める作用もあったんですね!!

 

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