今回は、「ビタミンB2」について書いていきますね。 🙂
ビタミンB2は、健康な皮膚、髪、爪をつくり、粘膜を保護するはたらきがありますので、「発育ビタミン」と言われています。
また、肌や唇の美しさを保つために絶対に欠かせないので、「美容のビタミン」とも呼ばれているのです。
そもそもビタミンB2とは、どんなビタミンなんでしょうか?
ビタミンB2は、化学名を リボフラビン といい、酸や熱には、強い性質を持っています。
しかし、強い光やアルカリによって破壊されます。
ごはんに混ぜる強化米の黄色が、ビタミンB2 の色です
水溶性のビタミンで、どの臓器にも含まれていますが、特に腎臓、肝臓に多く存在しています。
細胞の再生や成長を促進するはたらきのあるビタミンで、健康な皮膚、髪、爪をつくり、粘膜を保護する働きがありますので、「発育ビタミン」と言われています。
また、肌や唇の美しさを保つために絶対に欠かせないので、「美容のビタミン」とも呼ばれています。
さらに、脂質の代謝を促進し、糖質の代謝にも関係しています。
ビタミンB2は、体内で過酸化脂質ができるのを防いでいます。
過酸化資質は動脈硬化症や老化を進行させ、発ガン性もあるといわれる有害物質です。
動脈硬化症は、虚血性心疾患や高血圧、脳卒中の原因にもなります。
このように、ビタミンB2は過酸化資質を分解することで、コレステロール低下作用や血液凝固を正常に保つ働きがあり、動脈硬化の予防に有効です。
ビタミンBは、さまざまな生活習慣病を予防しています。
ビタミンBは、タンパク質と共に摂ると、効率よく体内で利用されます。
ビタミンBはB1と並んで体内貯蔵が少なく、不足しやすいビタミンなので、特に高エネルギー食の人や妊娠、授乳期の女性、抗生物質服用時には不足しがちとなります。
では、ビタミンB2が欠乏すると、どうなるのでしょうか?
不足すると口内炎や口角炎になりやすくなり、舌炎・湿疹・角膜炎・肌性肌・肛門、陰部のただれがおこりやすくなります。
子供の場合には成長が止まってしまいます。
また頭、顔、脇の下など皮脂分泌の多い部分の皮膚が赤くなり、その上に黄白色の粉をふいたような脂漏性皮膚炎、目の充血などの症状が現れます。
さて次は、ビタミンB2はダイエットにも必要不可欠といゆお話です。
肥満を防ぐポイントのひとつは脂肪をためこまないことですよね。
そのためには摂取量を減らすことはもちろんですが、身体に入った脂質をスムーズに代謝させることが必要です。
ビタミンB2は脂質の代謝に作用しますので、脂質のスムーズな代謝に活躍します。
次は、偏頭痛にも効果的というお話です。
1998年「ビタミンB2は明らかに片頭痛を減らすのに効果がある重要な論文が発表されました。
ビタミンBは、片頭痛を減らすのに効果があるそうです。
続いて、ビタミンB2の摂取の仕方です。
日本人の食事摂取基準におけるビタミンB2摂取の推奨量は、大人(男性が1.6mg/1日 女性が1.2mg/1日)です
上限はありません。
大量に摂取すると尿が黄色くなりますが心配はありません。
よほど大量に摂った場合はごくまれにかゆみ・しびれなどの症状が出る程度です。
水溶性のビタミンですので、熱には強いものの水や煮汁に流れ出てしまいます。
洗いすぎないようにしたり、調理した煮汁ごと利用したいものです。
また、光に弱いので食品の保存の際には注意が必要です。
ビタミンB2を多く含む食品は次の通りです。
ヤツメウナギ、豚レバー、牛レバー、鶏レバー、鰻の蒲焼、
その他、ミルク、チーズ、緑黄色野菜、魚、卵、ヨーグルト、豆類などです。
それでは最後に納豆菌がふやす大豆のビタミンB2という話題です。
畑の肉と言われる納豆は、ビタミンKと同様に、ビタミンB2摂取におすすめです。
大豆にはそれほどビタミンB2は含まれていませんが、納豆になるとぐんとアップします。納豆菌がビタミンB2を作りだしているのです。
※注意事項
妊娠中、授乳期、ピルを飲んでいる方はより多くのビタミンB2が必要です。
肉や乳製品をあまり食べない人は他の食品やサプリメントでビタミンB2の摂取を増やしてください。
ビタミンB2は、ビタミンB6、ビタミンB3、ビタミンCが一緒の時に最も効力を発揮します。
メトトレキサートのような抗がん剤を飲んでいる場合は、ビタミンB2を多量に摂りすぎていると、薬が効かなくなるので注意してください。
抗生物質を飲んでいると、ビタミンB2が不足している可能性が大きいです。
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