今回の話題は、「お腹の痛みで病気がわかる?!」というお話です。 🙂
お腹の痛みは誰もが一度は経験したことがあるでしょう?
しかしその痛みは本当にお腹の痛みだったのでしょうか?
単に食べすぎやストレスからくる痛みではなく、
まったく別の臓器からの痛みが現れている場合があるのです。
ここでは、ほかの臓器から痛みが現れる『関連痛』のメカニズムや
セルフチェック法をご紹介します。
☆「胃」の痛みには要注意!
食べすぎでも飲みすぎでもないのに胃が痛~~い!
なんと!ほとんどの内臓疾患の初期症状は胃にでるのです。
そのわけは、内臓の痛みの信号が身体の真ん中、
つまり胃のあたりに集まり、脳へ伝えられるからです。
そのため、その痛みを「胃の痛み」だと誤解してしまうのです。
☆「胃が痛い」は、すい炎や虫垂炎、心筋梗塞の原因の可能性も!
●心臓からくる痛み
以下の3つの症状どれかに当てはまる場合
1.急に走ったり階段をかけあがると胃が痛くなる
2.重いものを持ったとき胃が痛くなる
3.タバコをすったときに胃が痛くなる
このような場合、狭心症や心筋梗塞といった心臓疾患の疑いがあります。
走ったり階段を駆け上るなど急な運動をしたり、重いものを持つと
胃が痛くなるのは、心拍数が上がると心臓がより多くの酸素を使うので、
心臓にトラブルがあると酸素不足となって痛みとなるのです。
また、タバコを吸うと血管が収縮するため血流が悪くなり、
心臓にトラブルがあると酸素不足になって痛みとなります。
ところが、脳へ痛みを送る道が心臓からと、胃からとが同じ骨随のため、
脳が心臓の痛みを胃の痛みと勘違いすることがあるのです。
そのため、本当は心臓のトラブルからおきている痛みを
胃の痛みと勘違いしてしまうというのです。
●すい臓からくる痛み
ラジオ体操にある、前屈してから体を後ろに反らす体操で、
胃の周辺から背中にかけて体の奥の方が痛むかどうかをチェック!
痛む人はすい臓の機能が低下している可能性があります。
伸びをした際に、すい臓が伸ばされて痛みを感じるからです。
油ものを食べたときにお腹が痛くなる人は、もうすでに、
すい臓に負担がかかっている場合がありますので要注意!
●大腸・虫垂からくる痛み
1.両ひざを立て、仰向けに寝転んだ状態から手で支えながら腰を浮かします。
2.腰が上がった状態で、手を下ろし30秒間、保ちます。
この時、下腹部の奥が痛むかどうかをチェックしましょう!
痛む人は大腸・虫垂に炎症を起こしている可能性があります。
胃から下腹部に向かって網目状に垂れ下がって広がる大網(たいもう)
という脂肪組織があります。
腸に炎症があるとそこへ大網が集まり炎症を巻き込み小さくします。
その結果、胃が下に引っ張られるので胃の痛みとなることがあります。
また排便後に痛みがおさまったり、またはひどくなる人も
大腸・虫垂の炎症の可能性があります。
☆「胃」そのものからくる痛み
以下の4つに該当するものがあれば、胃が悪くなっている可能性があるかも?
1.ストレスを感じると痛くなる
2.アルコールを飲むと痛くなる
3.水や牛乳を飲むと痛みが治まる
4.食事を取ると酷くなったり、軽くなったりする
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