今回は、美肌効果が期待できるビタミンCと女性の敵と思われているメラニン色素の話題です。 🙂
ビタミンcは、シミやソバカスの原因にもなるメラニン色素を薄くして、
お肌のハリを保ったり、キメを整えたりと美容促進にも効果があります。
ビタミンCが、皮膚にあるメラニン色素の生成を阻害するためです。
日焼けなどの光に対する感受性のテストでは、
ビタミンCを多く摂ったグループほど日焼けしなかったという成績があり、
特に若い女性においてその傾向が強かったという報告があります。
こう書くと、メラニン色素ってすごく悪者のようですよね!!
でも、メラニン色素はわたしたちにとって、大切な色素なんです! 💡
確かに過剰なメラニン色素は、シミやソバカスや色黒な肌を作ったりしますが、
危険な紫外線による害からお肌を守るガードマンのような存在なのです。
それでは、メラニン色素の役割についてお話します。
メラニン色素は、皮膚の基底部にあるメラノサイト(色素生成細胞)で
つくられています。
紫外線にあたるとメラノサイトではメラニン色素をつくり始め、
つくられたメラニン色素は周辺の角化細胞に取り込まれます。
こうして角化細胞はメラニン色素に守られながら、
新陳代謝により肌表面におし上げられ、
28日~30日で老化角質(アカ)となって離れていきます。
一般に、肌は紫外線が内部に入り込まないよう、
肌表面の角質層にガードされています。
しかし、さらに入り込んできた紫外線に対しては、
このメラニン色素が吸収や散乱する仕組みになっています。
よく日焼けした後は、炎症を起こしてヒリヒリしたりほてったり、
ひどい時は水膨れができたりします。
これは紫外線を急激に浴びたため、角質層やメラニンが防ぎきれず、
角質細胞自体が損傷したためなのです。
メラニン色素自体は、紫外線からお肌を守る正義の味方なんです!
見直していただけたでしょうか?!
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