今回の話題は、「体温計は42度までなのはなぜ?」です。
昔ながらのあの水銀柱の体温計、
42度までしか書いてないのはなぜでしょうか?
熱が高くなった体にさわって、「火のように熱い」といいますが、
どんなに高熱であっても、せいぜい40度で、41度をこせば、
もはや昏睡状態です。
それ以上に悪化した場合は、42度で人は死にます。
だから、42度までしか体温計には書いてないんです。 💡
では、なぜ42度で死ぬのでしょうか?
42度は、人体を構成しているタンパク質が、
ゆで卵のように固まってしまう温度なんです。
人間の体の各部にはタンパク質が多くふくまれています。
たとえば、骨の成分はカルシウムと誰でも思いますが、それだけではありません。
カルシウムとリンで45パーセント、水分が25パーセント、
そして、タンパク質がなんと30パーセントもふくまれています。
血液の成分の5~60%を占める血漿にもタンパク質が多くふくまれています。
また、熱が高いときの小便は茶色くなりますが、これは、熱が高くなると、
タンパク質の分解による色素の量が多くなるためです。
このように、健康な人体を構成しているタンパク質が、ゆであがってしまって、
もとに戻らない温度が、42度なのです。
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