今回の話題は、「背泳ぎのターンのタイミングはどうしてわかる?」です。
背泳ぎ以外の泳法、クロール、平泳ぎ、バタフライでは、正面を
見ることができます。
泳ぐとプールの壁が近づいてくるのだから、ターンの
タイミングは素人でもつかめると思います。
しかし、背泳ぎの場合はかなり無理をしないと、プールの壁は
見ることができませんね。
第一、オリンピックや世界水泳などで、壁を見ようとフォームを
崩したりなんかしたら、あっという間に他の選手に追い抜かれてしまいます。
実は、競泳用のプールの底には、コースの中心を教えるラインが
引いてあり、プールの両端の壁から5メートルは赤い色に塗り分けられています。
クロール、平泳ぎなどの泳法でも、優秀な選手はこの色を目安にして
ターンを行っています。
ところが、ラインがあるのはプールの底だから、背泳ぎの選手が
このラインを確認することは無理です。
といっても、天井に印が書いてあるわけでもありません。
背泳ぎという泳法、どうやってターンのタイミングを計っているのでしょうか?
背泳ぎの選手が見ることができて、目印になりやすいにはただ1つ、
コースロープという手が残されていました。
コースロープは、プールの底のラインと同様、距離で色を変化させています。
やはり、プールの壁まで残り5メートルのところでロープの色が変わります。
これなら、泳者は、ちらりと横目で色の変化を知ることができます。
そこで、背中をエビのように反らせて、プールの壁をけって
ターンすることになるのです。
初心者の場合は、頭でターンのタイミングを計算しながら
泳いでいるのかもしれませんが、そうじゃない、テレビで行われる大会に
出るような選手は、頭で考えるより、体で反応しているようです。 🙂
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