今回から「簡単医学知識」を順次掲載していきますね。
さて、記念すべきその第1弾!始まり始まり!! 🙂
①亜鉛欠乏症
亜鉛欠乏は摂取不足と吸収障害が主な原因です。
摂取不足では、動物性蛋白を極端にとらない人や、長期に高カロリー静脈栄養を
受けている人にみられます。
吸収障害は、肝臓障害や特殊な腸の炎症疾患などで見られます。
症状は味覚低下・嗅覚低下、食欲低下、発育障害、皮膚炎、脱毛、運動失調、皮膚の傷が治りにくい、精子数の減少、免疫能の低下、夜盲症、うつ状態、情緒不安定などです。
②欠伸「あくび」
口を大きく開けると口の周りの筋肉が強く引き伸ばされます。
筋肉が引き伸ばされることで、筋肉の中の感覚受容器にインパルス(電気刺激)が発生します。
意識を覚醒させている部分は網様体(もうようたい)と言います。
退屈になったり眠くなったりすると網様体の活動が低下します。
網様体に対して筋肉の中の感覚受容器から発生したインパルスを送り込み覚醒状態を保っておく働きが欠伸なのです。
脳の酸素不足を補うものではありません。
③足白せん(水虫)
足白せん(水虫)は、白せん菌というかびの一種が感染して起こる病気です。
白せん菌は皮膚や爪のケラチンという物質を栄養として増殖します。
水虫の出来やすいのは40才以上、男性、同居家族に水虫の人がいる人、靴を8時間以上履いている人などです。
予防法は風呂のマット、スリッパに注意し、足を石鹸でよく洗い清潔にすること、洗った足はよく乾燥させること、通気性のよい靴をはく事などが大切です。
④アルコール「酒」
アルコールは適量であれば『百薬の長』になることが多いのですが、量が過ぎると良くないことが起こってきます。
アルコールでダメージを受けるのは、肝臓以外では脳・心臓・膵臓・胃腸や食道・骨です。糖尿病や痛風になることもあります。
意外と知られていないのが脳の病気(認知症のような症状)や大腿骨の先端が
腐ってしまう病気がおこることもあります。
⑤アルツハイマー病
アルツハイマー病は脳の情報伝達をする細胞が、原因不明の変性・脱落してしまう病気です。
高齢化に伴い最近はアルツハイマー病が増加しています。
病理的には老年痴呆と同等の認知症です。
初期に使用すれば認知症の進行を遅らせることが出来る薬剤が開発されています。
記憶障害が出始めた軽度認知障害の時期に早期発見することが大切です。
⑥アレルギー
アレルギー疾患とは即時型アレルギーのことを指しています。
発症にはIgE抗体が関与しています。
最近はこのアレルギーによる疾患が増加しており多様化もしています。
気管支喘息やアトピー性皮膚炎、鼻アレルギーが有名です。
居住空間が密閉されるようになり、通気が悪くなったことでダニなどのアレルギーも注目されています。
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